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一人暮らしにおすすめの包丁をタイプ別に3つ刃物のプロが厳選

 
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こんにちは!松井刃物代表で刃物のプロ、松井茂樹です。

 

一人暮らしを始めようと思ったら、包丁は持っておきたいですよね。

 

では、 一人暮らしの方はどんな包丁を使えばいいでしょうか?

 

  • どんな種類の包丁を使えばいい?
  • 価格はどのくらいのものを使う?
  • 1本だけじゃ足りない?

 

といった、一人暮らしの方が持ちがちな疑問に答えつつ、包丁を選ぶポイントをお伝えしていきます。

 

一人暮らしをするときに使う包丁の選び方

 

一言で一人暮らし といっても、どんな包丁を選ぶかは個人差があります。

 

そこで、本記事ではタイプ別におすすめ の3つの包丁の候補をご紹介します。

 

ご自身に合った包丁を選んでいただければ幸いです。

 

まずは、包丁の選び方全般を解説します。

 

どのくらい包丁を使うのか?どんな使い方をするか?

 

 

まず大切なのは、どのくらい包丁を使うのか?使う頻度は?

 

また、どんな使い方をするのかを考えるということです。

 

一人暮らしでほとんど料理はしないという人もいると思います。

 

一方で、一人暮らしだけど毎日しっかり自炊して料理を作る方、友達や恋人を家に呼んで料理をふるまうという方・・・

 

どちらかで、選ぶべき包丁もまったく違うことは想像できますよね。

 

サイズは刃渡り18cm以下がベター

 

 

これは、料理初心者の方にも共通していえることですが、最初は刃渡りが長い包丁は避けたほうが無難です。

 

あまり長い包丁ですと、慣れてない人には使いづらいと感じられるかもしれません。

 

一人暮らしですと、キッチンが狭くて大きな包丁だと余計使いづらい可能性も。

 

そういう意味で、 サイズは刃渡り18cm以下の包丁を選ぶのがおすすめです。

 

材質はステンレス製

 

 

これも、一般的にどなたにもおすすめしたいところですが、材質はステンレス製がおすすめです。

 

というのも、 鋼の包丁はたしかに切れ味は良いのですが、きちんとメンテナンスをしないと錆びやすいという特徴があります。

 

普通に使う限りはステンレスの包丁がメンテナンスもしやすく、長持ちさせやすいです。

 

セラミックの包丁などもメンテナンス不要で最近注目されているものではありますが、割れやすいというデメリットもあります。 初心者はステンレス製の包丁がおすすめです。

 

安価な包丁は避けて長く使う

 

 

包丁は種類もたくさんありますが、同じ種類の包丁でも価格帯はさまざまです。

 

私のおすすめは、安価な包丁を避けて、良い包丁を長く使うことです。

 

正直、安価な包丁でも高価な包丁でも、最初はあまり切れ味に違いを感じられないかもしれません。

 

しかし、包丁は使っていると、だんだん切れ味が悪くなってきます。

 

高価な包丁でしたら、使い方にもよりますが安価な包丁の倍以上に長持ちします。

 

しかも、メンテナンスをきっちりして研ぎ直したりすれば、何年も使える一生モノの包丁となります。

 

ですので、お手頃価格の包丁は魅力的に感じられるかもしれませんが、長い目で見たら価格が高めの包丁を使っていただく方が満足度の高い生活ができるかと思います。

 

一人暮らしにおすすめの包丁3選

 

いよいよ、状況別に一人暮らしをする人におすすめの包丁3選をご紹介します。

 

ランキングの高いものがおすすめというわけではなく、ライフスタイルや好みにもよって使い分けて頂くものです。

 

ご自身の状況に近い包丁を選択なさると良いと思います。また、それぞれの種類の包丁で松井刃物で扱っているおすすめのものを紹介しますね。

 

万人に1本目の包丁としておすすめなのは三徳包丁

 

まず、どなたにもおすすめなのは三徳包丁です。肉、野菜、魚、すべてに対応できる万能包丁で、これ1本あれば大抵の場面には対応できます。

 

多くのご家庭でメインに使われているのが三徳包丁だと思います。迷ったら三徳包丁を選んで頂けば間違いないと思います。

 

松井刃物で扱っている三徳包丁で、一人暮らしの方におすすめなのは

 

「TOSHIYUKIステンツバ付三徳180㎜」

 

もっともスタンダードな包丁で、間違いのない一本といえます。

 

これ一本あれば、一人暮らしの料理で困ることはほとんどないと思います。

 

料理をあまりしないならペティナイフをメインに使うのもあり

 

料理をあまりしないという方は、ペティナイフを一本だけ持っておくのもおすすめです。

 

「安い包丁は良くないといっても、さすがに包丁に1万円以上は出せないな」

 

という方も、ペティナイフであれば高級ブランドの包丁をお手頃な価格で手に入れることができます。

 

かぼちゃやスイカを切ったり、大きな魚を捌いたりというのはペティナイフだと難しいです。しかし、一人暮らしでそういった調理をするケースは少ないのではないでしょうか?

 

最低限の量を少しだけ切ったり、果物やトマトなど小さい食材を切る場合、三徳包丁でも小回りが効かずに不便なこともあります。

 

一人暮らしをする方が一本だけペティナイフを持つなら

 

「TOSHIYUKIステンツバ付ペティ150㎜」

 

がおすすめ。

 

ペティナイフの中では比較的大きめな部類になるものなので、これ一本でも比較的いろいろな場面に対応できます。

 

料理好きなら牛刀も検討する価値あり

 

一人暮らしであっても、料理を頑張りたいという方もいらっしゃいますよね。

 

友達や恋人を家に呼んで料理をふるまいたい場合は、包丁もぜひ良いものを使っていただきたいものです。

 

そんな方は、牛刀を検討してみてはいかがでしょうか?

 

肉を切る包丁と思われがちですが、別名シェフナイフと呼ばれる万能包丁で何でも切ることができます。

 

肉や魚の調理には、三徳包丁以上に使いやすいと思いますのでおすすめです。

 

松井刃物で扱っている牛刀ですと、

 

「TOSHIYUKIステンツバ付牛刀180㎜」

 

などでしたら、料理好きな一人暮らしの方にはぴったりな包丁です。

 

プレゼントするなら包丁セットもおすすめ

 

お子さんが初めて一人暮らしをするから持たせる包丁を検討している。

 

というような方は、プレゼントとして包丁をセットで購入するのもおすすめです。

 

定番の三徳包丁に、使いやすいペティナイフをセットにしたものなどは良いと思います。

 

松井刃物で扱っている包丁セットですと以下のものなどは人気です。

 

「ミソノステンツバ付三徳&ペティセット180㎜&150㎜」

 

三徳包丁+ペティナイフ

 

あるいは

 

牛刀+ペティナイフ

 

のセットを持っていると、ほとんどの場面に対応できて困ることがないのでおすすめです。

 

もっと細かく使い分けるなら、 魚を切るための出刃包丁や柳刃包丁 野菜を切るための菜切包丁 パンを切るためのパン切り包丁などいろいろな包丁があります。

 

使い分けていくのも楽しいと思いますが、最初からそこまで頑張る必要もないでしょう。

 

まずは、使いやすい包丁1本から始めて、必要に応じて買い足していただくのが良いと思います。

 

まとめ

 

本記事では、一人暮らしをする人がおすすめな包丁を選ぶポイントと、タイプ別におすすめの3つの包丁をご紹介しました。

 

まとめますと、無難なのは三徳包丁、料理をあまりしない人はペティナイフ、料理をよくする方は牛刀を選ぶことをおすすめします。

 

そして、 包丁のサイズは刃渡り18cm以下で大きすぎないものを。材質はステンレス製のもので、安価な包丁は避けることをおすすめしました。

 

一人暮らしを楽しいものにしていただくためにも、ライフスタイルに合った包丁選びができるお手伝いになればとこの記事を書いてみました。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

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